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骨粗鬆症


 

骨がかすかすになっていて、いわゆる「ス」が入ったような状態。それを骨粗鬆症と言います。

このようなことで骨が非常にもろくなり、簡単につぶれてしまうことも多々おこります。


こうした状態は、従来とかく見逃されており、歳をとれば骨が曲がってきたり、腰が曲がってくるのは当然であり、これは病気ではないと言われてきましたが、近年の研究により、これは病気であると考えられるようになりました。

この病気は、閉経後の女性、50歳過ぎの女性に多いと言われています。
骨粗鬆症になるとどのようなことが起きてくるかというと・・・
                               
胸腰椎の変形及び圧迫骨折が起こりやすく、また、大腿骨頚部骨折が起こりやすくなります。

これを起こすと歩けなくなり、寝たきりになってしまいます。寝たきり老人の原因の多くを占める怖い病気です。
 
                      
男女とも加齢とともにその発生頻度は増えてきます。

女性では、50代から急激にふえてきます。そして、80歳くらいになると、なんと70%の女性がこの疾患にかかると言うデータもあります。

    

女性は70歳代になると骨塩量は50歳代の70〜80%に減少しますが、50歳代であっても、卵巣摘除を受けると、70歳代の骨塩量と同等になってしまいます。

どのくらいの疾患者がいるかについては、正確なデーターがないのではっきりとはわかりませんが、全国で400万人とも500万人とも言われており、近年ますます増える傾向にあります。

また、当然のことながら、発生頻度が増えれば骨折など発症頻度も増えてきます。

女性の発症頻度は約13%で男性のそれに対して3倍になっています。

これからますます高齢化社会になり、骨粗鬆症の発生頻度や発症頻度が増えてきますが、これは「病気」なのであり、気をつけないと取り返しがつかない事態になると言う認識を一人一人が持ち、
予防することが大切です。

高齢化社会での国民病といっても過言ではありません。


 

正常な骨では常に吸収(カルシウムが骨から流出することを骨吸収と言います)と形成が起こっており、普通の状態ではこのバランスが保たれています。

吸収された分だけ新しく骨ができてくるので、長い間、骨の量は一定に保たれているのです。
ところが、骨粗鬆症では何らかの原因で吸収が促進し、それに見合うだけの新しい骨ができてきません。つまり、バランスが崩れるわけです。

そういう状態をアンカップリングと言いますが、言ってみれば骨の代謝の異常が発生するわけです。


 では、どうしてこのような骨の代謝異常が起きるのでしょうか…
            
若いときにどれだけ骨があったかと言うことと大きなかかわりがあります。
人間は一生の間にかなりの量の骨を失い、女性では、35〜50%骨が減ってしまうと言われています。ですから、若いときにどれだけ骨を持っていたかが非常に大事です。


これを規定するものとして、遺伝子があります。人種による差もあり、よく知られていることは、黒人は白人に比べて骨が多い、女性は男性に比べて骨の量が少ないなどです。

二番目に、年齢に関係したいろいろなファクターがあります。

三番目には、女性の場合には閉経と言うことが非常に重要です。

閉経になりますと女性ホルモンが出なくなります。

女性ホルモンが出なくなると、骨が急速に減ってきます

四番目が栄養です。

五番目が生活様式で、運動、喫煙、飲酒などの環境因子です。

六番目が病気や薬剤です。

下表からもわかるように、
年々骨折の発症数が増えつつあります

骨粗鬆症の発生原因は、一様ではありませんが、
食生活や環境、生活習慣の変化も大きな影響要因であることは間違いありません。
  

 骨折者数の推移
発症頻度 1980年発症数 1985年発症数 2000年発症数
大腿骨頚部骨折数
(60歳以上の女性)
0.31% 26,662人 31,056人 45,812人

遺伝子や加齢といった要因は、私たちにはいかんともしがたいものですが、食生活や環境要因は、努力すれば改善できるものです。

ここでも規則正しい生活習慣ということが大切になってきます。

体の「柱」である骨のことをもっと考えてみる時代になったようです。

 

骨粗鬆症を予防するには、できるだけ骨吸収を防ぎ骨形成を促す必要があります。

骨形成を促すには…
日光をよく浴びること

適度な運動をすること

カルシウムを含む食品を食べること
          
カルシウムを骨に沈着させるビタミンDは、日光に当たることによって体内で合成されます。

また、運動は、骨に刺激を与え、骨の細胞の働きを盛んにして、老化や萎縮を防ぎます。

そして、カルシウムは骨を形成する成分で、丈夫な骨を作るためには欠かせないものです。
 
 

■メザシ、シラス干しなど魚を丸ごと食べると、ビタミンDも取れて有効です。

■ワカメやひじきなどの海藻にも豊富なカルシウムが含まれています。

■また、大豆の中にもカルシウムは含まれており、カルシウムを骨に定着させるのに必要なマグネシウムも同時に取ることができます。

ある特定の成分を多く取ると必ず何らかの障害が発生するので、当サイトでは以上のような食品からバランスよくカルシウムを摂取することをオススメしています。

☆一般的には乳製品がカルシウム摂取に最も良いとされていますが、近年の研究で牛乳の危険性が明らかにされつつあります。
                ↓↓↓
ダイエット、海藻、健康食品の「あるあるケンコーコム」

骨吸収を防ぐには…
女性ホルモンは骨からカルシウムが流出するのを防ぎ、骨の密度を保ちます。

閉経後の女性に骨粗鬆症が多いのはこのためなのです。
女性ホルモンとよく似た働きをするイソフラボンを多く含む食品を食べることが大切です。

 

■何といっても大豆製品です。煮豆、豆腐、豆乳、納豆 etc

以上のように中高年の女性はもちろん若年代から生活習慣に気をつけることが大事です。

<骨吸収を防ぐには>

女性ホルモンは骨からカルシウムが流出するのを防ぎ、骨の密度を保ちます。

閉経後の女性に骨粗鬆症が多いのはこのためなのです。

植物には植物ホルモンを含むものがあり、女性ホルモンのエストロゲンを多く含むものもあります。

このような植物を摂取することにより、ホルモンを補い、骨吸収を防ぎましょう。




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